三愛会の取り組み

「職員の幸せ」「安心して働き続けることができる」を追求し、さまざまな「働き方改革」「休み方改革」に取り組んでいます。

理事長メッセージ

働き甲斐や働きやすさを念頭に、
職員を支える仕組みづくりを検討

 社会医療法人三愛会では、「働き方改革」に加えて「休み方改革」も着実に進めています。「5日間連続休暇の取得義務化」制度の導入により、特別休暇として年間休日数が実質5日増加し、計画的な業務や効率化によって「長期休暇取得」が実現しました。

 医療機関は女性の多い職場ですので、子育て期の職員を含め、女性も男性も働きやすい環境を常に模索しています。育休や時短勤務に加えより根本的な職員支援の仕組みを検討しています。

 当院の4つの理念の最後には、「職員が幸せでやりがいのある病院をめざします」という最も大事な文言があります。病院経営陣から率先して職員の働き甲斐、働きやすさに注力し、これらの取り組みが、地域の皆さまにもより良い医療を提供する一助となることを目指しています。

三島康典
社会医療法人三愛会理事長
三島康典

働き方への取り組み

三愛会は、職員の「働きやすさ」「働き甲斐」を大切にした、以下3つを軸とした働き方改革に取り組んでいます。

01. 子育て世代支援

“子育ての安心”と“働きたい”の両立を求めて

20代〜40代の子育て世代は、三愛会の職員の約7割を占めます。ママだけでなく、パパの育休取得や、時短勤務や夜勤減免、シフト考慮などさまざまな取り組みを行っています。

子育て世代支援

法人内学童の設立

子育て世代が多く在籍する三愛会では、「小一の壁」を取り除き、安心して働き続けることができるよう「地域で支える」法人内学童を目指しております。またこの取り組みを地域へ広げるために「新しい法人内学童施設」設立に向け取り組んでいます。

「地域で支える」法人内学童のカタチ
  • タクシー会社等のご協力で子供達を安全にお迎え
  • 市内の飲食店・弁当店等の協力による食事の提供
  • 高齢・学生ボランティア、企業のみなさまと施設内の子ども達とのコミュニケーション
  • 地域の各企業による子ども達に向けたイベント

02. 休み方改革

医療業界では難しいと言われていた「長期休暇」取得を実現。職員の負担軽減を考え、業務をDX化、効率化していくことで「5日間連続休暇の取得義務化」を制度として取り入れました。年間の救急休暇が増え、職員のメリハリのある働き方に繋がっています。

休み方改革

03. 働き方改革

色による気づきで退勤を促す「看護師の働き方改革」
取り組みの一例として、日勤・夜勤のある「病棟看護師」の制服を勤務体系・職種により色分けしました。そうすることで、誰が時間外勤務になっているか一目でわかり、退勤を促すことができます。そのほかにもさまざまな働き方改革に取り組んでいます。

働き方改革

福利厚生の充実

三愛会では、様々なライフスタイルに合わせた福利厚生を用意し、職員の働きやすさを日々追求しています。

ライフスタイルに合わせた働き方ができる制度

「子育て」「介護」などライフスタイルの変化にも対応できる働き方ができるよう、休暇や制度でサポートしています。多くの職員が制度を利用し、仕事とブライベートを両立させています。

・産休育休制度
・女性用社宅
・連続休暇取得を推進
・子育て世代の時短勤務
・院内学童
・時間休制度
 など

ライフスタイルに合わせた働き方

職員のスキルアップを応援する制度

学会への参加や他の機関への見学など、レベルアップのための活動に積極的に支援しています。その他、、などレベルの高い医療サービスを提供するためにさまざまな研修・講習会を行っています。

・eラーニング
・医療接遇研修
・学会参加
・資格取得
 など

職員のスキルアップを応援

明るい雰囲気の職員食堂「Pace/パーチェ」

休憩時間をゆったりした気持ちでくつろいもらうために、広々とした職員用の食堂があります。イベントなどに一般にも貸し出しを行っています。Paceとは、イタリア語で『平和』を意味しています。

※2023年2月完成

Pace/パーチェ

地域への取り組み

地域の皆さまの心と健康をサポートするために、さまざまな取り組みを行っています。

  • さんあいブルーサークル
    (大分三愛メディカルセンター)

    大分三愛メディカルセンターで治療中の患者様とその家族の会です。当院で治療をしていない方も参加できる日本糖尿病協会大分県支部に属する組織です。患者様と医師や看護師、管理栄養士など医療従事者との交流会などを開催したり、糖尿病のこと、日々の食事などについての相談に応じています。

  • 糖尿病サロン
    (大分三愛メディカルセンター)

    大分三愛メディカルセンターの医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、管理栄養士などが、糖尿病治療中の方・血糖値が気になる方・予防の知識を習得したい方などへ向けて、糖尿病のこと、日々の食事、運動、様々なことをお伝えしています。

  • 市民公開講座

    年に1回、当院の医師による大規模な講座を、市内のホールなどで開催しています。市民の皆さまに、医療や健康についての講演を行っています。

  • 春の健康まつり

    毎年5月、看護週間に合わせて、トキハわさだタウンにて健康祭りを開催しています。皆さまに健康を意識して頂くため、簡易検診や健康相談、救急蘇生法の説明などのほか、お子様向けの薬剤師体験なども行います。

  • 市民へのイベント開催

    市民に向けたさまざまなイベントを開催しています。
    代表的なもので毎年院内で行っている「クリスマス会」があります。著名人によるイベントから、地域の保育園・幼稚園の子どもたちと一緒に歌やダンスを踊ったりするイベントなどを行っています。

  • 地域貢献活動

    各施設のスタッフが地域貢献のため、定期的にボランティア活動を行っています。施設の部署単位で、「地域のゴミ拾い」「小学生の横断歩道の旗振り」などさまざまな活動に取り組んでいます。

そのほかにも各施設において、さまざまな取り組みを行っています。